- 入院つれぇ。。。早く家に帰りてぇ。。。
- 入院生活長くて、人生を無駄にしている気がする
そんなあなたに向けてこの記事を書いています。
入院って本当に辛いですよね。
怪我や病気の人は痛みと闘わなければならないし、痛みがない人にとっても何日も病院に閉じ込められて、外の空気を吸わずに生活するのは気が滅入ります。
人によって入院理由は様々ですが、自ら望んで入院する人なんていません。
私も大学時に、病気で1ヶ月半入院したことがあります。それまでは大きな病気にかかったこともなく、まさか自分が入院するなんて夢にも思っていませんでした。
入院後は毎日痛みとの闘い。夜も3時間おきに痛み止めを点滴して、寝不足の日々が続きました。
それでも、私はある考え方を持っていたために、入院生活をある種楽しんで送ることができました。
その考え方を、いま入院が辛くて帰りたいと思っているあなたに向けて紹介します。
この記事を読むことで、あなたの入院の辛さは少しばかり軽減されるはずです。
私の入院生活
先ほども話しましたが、私は大学時代に1ヶ月半入院しました。
アレルギー性紫斑病という病気で十二指腸がただれ、2週間以上口からものを入れられず、点滴のみで過ごしていました。
時には吐血もしましたし、貧血で倒れたりもしました。
本当に辛かったですし、なんで自分がこんな辛い思いをしないといけないんだとも毎日のように思いました。
そんな生活の中でも、常に前向きに考え入院生活を楽しむことができました。
いま振り返ってみても、悪夢のような思い出ではなく、楽しかった思い出として記憶に刻まれています。
あなたが今抱えている「辛い帰りたい」という思いも、考え方次第でプラスに持っていけるのです。
そもそもなぜ辛い帰りたいと思っているか
物事を言語化して認識することで、客観的に自分の状況を把握でき、冷静になれます。
これに近い考え方はメタ認知と呼ばれます。
あなたが今抱えている気持ちをはっきりとさせるために、「辛い帰りたい」という思いはどこから来るかを整理します。
入院時の辛いという感情は、以下の二つに大別されます。
- 精神的苦痛
- 肉体的苦痛
精神的苦痛とは、不自由な生活を送っていることに対して「辛い」と思うことです。
一方、肉体的苦痛は、炎症などの物理的刺激に対して「痛い」「辛い」と思うことです。
自分の「辛さ」が精神的苦痛・肉体的苦痛のどちらに起因しているか、考えてみてください。
私の場合は両方でした。
学校の単位を取らないと留年してしまう。でも外出制限があって学校にはなかなか行けない。辛い。
という精神的苦痛。
痛くて眠れない。
という肉体的苦痛。
正直、肉体的苦痛に関しては、自分ではどうにもできない部分があります。
医者の治療に任せましょう。
しかし、今この記事を読んでいる時点で、少なくともあなたは携帯やPCも触れないほど激しい体の痛みがあるわけではないはずです。
つまり、あなたが今必要としているのは、精神的苦痛からの解放ということになります。
精神的苦痛からの解放は考え方次第では可能です。
その方法を説明していきます。
辛さから解放される考え方・価値観
辛さから解放される考え方を3つ紹介します。
自分はRPGの主人公である
人生をRPGだと考えます。
RPGの主人公はもちろんあなた。
あらゆる困難や失敗を乗り越えて、少しづつ成長し、ゴール(自分の夢)に近づいていきます。
テレビ画面に映し出されるRPGゲームの画面をみながら、もう一人のあなたがリモコンを持って操作します。
RPGで有名なポケモンで、あなたの今の状況をたとえると、
手持ちポケモンがほぼ瀕死状態。(入院中)
ポケモンセンターはまだ先の町。(退院はまだ先)
体力が残っているポケモンを使って野生のポケモンを倒しながら必死に町に向かって歩いている。(治療をしながら入院生活1日1日を過ごしている)
早くポケモンセンターにいきたい。(早く退院したい)
そんなところでしょう。
そう思ってみれば、別に大したことじゃないって思えます。
これはRPGのゲームだから、別に入院してもどうってことない。
入院して単位落としてもまた来年とりなおせばいいや。仕事休んで迷惑かけるけど、復帰したらまた頑張ればいいや。
そんな風に考えることができれば、入院なんて大したことではなく、長い人生からすればちっぽけなものだと思えるでしょう。
私も実際にこのように考えて、辛さを軽減していました。
神が与えた貴重な機会
入院生活は本当に時間がたくさんあります。
行動に制限はあるものの、日常では考えられないほど自由に使える時間があります。
すごく貴重な機会だと思いませんか?
辛いとかそんなこと思っている場合じゃないのです。神があなたに与えた、この上なく自由で貴重な機会だととらえるのです。
そんな機会を有意義に使わない手はないでしょ?
外で遊ぶことはできませんが、ベッドの上でもやれることはたくさんあります。
今までやりたかったけど忙しい日常では時間がなくてできなかったことに挑戦してはいかかでしょうか。
いやいやベッドの上でなにができるんだよと思った人。
入院後に挑戦したいことを書き出して、それに向けて計画を練る。それだけでも十分です。
計画を練っている途中で、調べないとわからないことがあったら本を読んで調べる。
健康だった頃には絶対やらなかったぐらいに入念に計画を練る。
私の場合は、飲食店巡りでした。
入院後に絶対いきたい店を列挙して、どの順でいつどこにいくかまで計画を立てました。
健康のありがたみを知ったあなたなら、やりたいことはすぐに見つかるはず。
もう二度と享受できないかもしれないぐらいたっぷりとある時間を、「自分がやりたいこと」のために割けば、入院生活はかなり充実した時間になるでしょう。
生きてるだけでまるもうけ
明石家さんまさんの有名な言葉です。
さんまさんは実母を3歳で亡くし、弟も焼身自殺しています。
そんな壮絶な境遇の中で生きてきたさんまさんは、「生きているだけでまるもうけ」つまり、「生きている、それだけでいい、それ以外に求める必要はない」という言葉を座右の銘にして生きています。
死なずに生きていることだけで十分価値がある。
命が奪われるほど重症じゃなかったからラッキー。生きていることに感謝。
そんな風に思えたら、入院など大したことではないと思えるはずです。
入院を楽しくするツール
ここまでの話をきいて、
「そんなんじゃ辛さ消えねえよ!」
と思ったあなたはこちら。
辛さを軽減できないなら楽しさを増幅させればいい。
楽しさ>辛さ となれば、入院も悪くないはずです。
入院中に楽しく過ごせる方法を上の記事で紹介しています。
まとめ:考え方を変えて辛さを軽減しよう
辛さを軽減する3つの方法を紹介しました。
私もこの3つの考え方で、入院生活を楽しく前向きに乗り切ることができました。
考え方を少し変えるだけで、入院に対するマイナスのイメージがプラスに転換できます。
「入院が辛い、帰りたい」と思った人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
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