牛丼は日本人なら誰でも好きな食べ物。
今や、日本国中に牛丼チェーン店が乱立し、どこでも手軽に牛丼を食べられる環境が整っています。
私も学生でなので、よく「松屋」「吉野家」「すき家」でご飯を済ませます。
しかし、やはり健康な食生活を心がけたいところ…
そこで今回は、
- チェーン店の牛丼の栄養価は、家で作る牛丼とどれぐらい違うのか?
- 家で作る方がやはりヘルシーなのか?
を調査しました。
すると驚きの結果が….
- 牛丼は太る?ダイエット中にオススメの食べ方を紹介!
- 【松屋 VS 吉野家】どっちがおいしいか論争に決着をつける
- 数字で徹底比較|松屋の高タンパク低脂質メニューランキング
- 数字で徹底比較|吉野家の高タンパク低脂質メニューランキング
- 数字で徹底比較|すき家の高タンパク低脂質メニューランキング
- 数字で徹底比較|なか卯の高タンパク低脂質メニューランキング
- 数字で徹底比較|やよい軒の高タンパク低脂質メニューランキング
- 数字で徹底比較|CoCo壱番屋(ココイチ)の高タンパク低脂質メニューランキング
- 数字で徹底比較|3大牛丼チェーン店の高タンパク低脂質メニューランキング
牛丼チェーン店の3大栄養素
今回調査に用いる牛丼チェーン店は、「松屋」「吉野家」「すき家」「なか卯」の4店とします。
この4店舗の牛丼並の3大栄養素の平均を取り、値を算出します。
結果がこちら。
具材・白米の平均グラム数は mitok(ミトク)さんの調査により、具材77.8 g、白米300gでした。
- タンパク質:20.6 g
- 脂質:18.4 g
- 炭水化物:99.0 g
- カロリー:679 kcal
次に、家で作る牛丼の3大栄養素を計算します。
家で作る牛丼
家で作る牛丼は、白ごはん.comさんのレシピを参照します。
ただし、具材と白米のグラム数はチェーン店の平均(具材77.8 g、白米300g)と合わせます。
肉と玉ねぎの割合は5:3としました。
結果がこちら。
- タンパク質:16.5~19.0 g
- 脂質:9.4~16.9 g
- 炭水化物:132.5 g
- カロリー:691~748.1 kcal
3大栄養素・カロリーはあまり変わらない
お気づきでしょうか…。
牛丼チェーン店で作る牛丼と家で作る牛丼の3大栄養素およびカロリーは、ほとんど変わらないという結果になりました。。
漠然と家で作る方がヘルシーじゃね?と思っている人は多いかもしれませんが、そんなことはないと、数字が証明してくれました。
もちろん、使う牛肉を脂身の少ないヘルシーな部位にしたり、白米の量を減らしたりすることで栄養素・カロリーの調整はできます。
しかし、いわゆるみなさんがイメージする一般的な牛丼を作った場合は、牛丼チェーン店と変わらない。という結果になりました。
これが何を意味するかいうと、
外で食べても家で食べても、同じように太る
ということです。
これは牛丼に限った話ではありません。
ダイエット中だけど、家ならなんでも食べてもいい。そういうわけではないのです。
牛丼チェーンと家、何が違うのか?
食材の品質
外食チェーン店は、なるべく安く料理を提供するため、食材の原価を抑えようとします。
すると、中国産の野菜といった、消費者としては敬遠したくなるような食材を使わざるを得ません。
そのような食材が体にいい/わるい は置いといて、現実としてそういった食材が使われています。(松屋・すき家の玉ねぎは季節によって中国産を使用)
家で作る場合、自分で食材を選んで買うのでその面、安心感があります。
添加物
味をよくするため。外食では多量の添加物が使われています。
松屋は「無添加」をうたっていますが、松屋独自基準で「無添加」なだけで、添加物が全く入っていないわけでありません。
添加物の体への影響は、さまざまな議論がありますが、添加物をなるべくとりたくない
!という人は家で作って食べるのがよいでしょう。
まとめ:3大栄養素はほぼ同じ、食の安全は家庭が優位
調査前は、「外食の方が脂質やカロリーが多く太りやすい」と思っていましたが、実際に調べてみると、外でも家でも3大栄養素・カロリーともにあまり変わらないことが明らかとなりました。
すなわち、外でも家でも牛丼食べてると太るよってことです。
牛丼で太りたくない人はこちらを参照してください。
しかしながら、食の安全の面では、食材の品質や添加物の有無から、外食より家の方が安全といえます。
どちらで食べるかはあなたの自由ですが、なるべく脂身の少ない部位を使って自炊するのが健康の観点からはよいのではないでしょうか。
コメント